シャネルの黄金時代
1925年あたりから現在のシャネル調といわれる作風に磨きがかかり、1926年にはシャネルの歴史に残るプティット・ローブ・ノワール(小さな黒い服)を発表。それまで喪服のイメージしかなかった黒色をドレスに用い、人々を驚かせた。
一説にはココが孤児院で着ていた白と黒の制服が起源だと言われている。1928年にはツイードで仕立てた初めての紳士服のスーツを提案し、またこれまで男性ものとして使用されていた、スコットランドの太い羊毛を用いた綾織りのツイードを女性の服に取り入れた。
1929年には「シャネル5」が世界一の売上を達成し、1930年には映画スターのための衣装を作る為、ハリウッドと契約、1934年にはコスチューム・ジュエリーのコレクションを展開するなど、事業を拡大しシャネルの黄金時代を築いていった。1935年には従業員数4000人にも達し、年に28000点もの商品を世界各国で発表するなど全盛期となった。